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畳に生えるカビの対策

更新日:2021年10月6日

天然い草の畳表(たたみおもて)には調湿機能があり常に呼吸しています。湿度が高いときには湿気を吸収し、低いときは放出します。しかし温度と湿度が高い時期(主に6月から9月)にお部屋の湿度を高いままにしてなにもせずにいると畳にカビが生えてしまいます!


↑湿気の対策をせず一ヶ月ほど放置した畳表



特に畳表を新品にして1、2年は注意が必要です。い草が青く新鮮なうちは呼吸を活発にしているからです。

なるべく簡潔にまとめた下記の対策をしていただければカビが生えるのを防ぐことができます。

・お部屋を閉め切りにせず天気のいい日にはなるべく網戸にするなどして風通しをよくする。(直射日光の当てすぎには注意。)

・こまめに畳の目にそって優しくゆっくりと掃除機をかけるなど掃除をする。

・暑い時期には畳の上にカーペットなどの敷物を敷かない。布団も敷きっぱなしにしない。

・天気が悪く湿度が高い日が続く場合にはエアコンか除湿機があれば使う。

・液体をこぼしたらすぐに乾いた、またはきつく絞ったタオルか雑巾で拭き取る。


少々お手数おかけしますが、とにかくお部屋の適度な湿度と清潔を保つことが大切です。それを心がけることによりカビだけではなく、ダニの過度な繁殖も抑えます。


もしカビが生えてしまったら…↓

なるべく天気のいい日にお部屋の窓を開けてマスクをして作業してください。

まず畳の目にそって乾いたタワシをかけてカビをかきだします。

次に目にそって掃除機をかけてカビを吸い取ります。

仕上げに薬局などに売っている消毒用アルコールを霧吹きで吹きかけるか、乾いたタオルに染み込ませてよく絞ってから拭いてください。



なるべく簡潔にまとめたつもりですが、わかりやすかったでしょうか?😅もし気になることがあればお気軽にお問い合わせください!


08073288527


成田の畳屋 たたみの青野

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